こんにちは、青猫です。
今回のテーマは、みんな大好き”ミルクティー”。
嫌いな人もたぶん結構いるだろうけど、みんな大体好きって答えるミルクティー。
突然ですが、ミルクティー、ロイヤルミルクティー、チャイの違いって何だか分かりますか??
- 「ロイヤルミルクティーが好きだけど、ミルクティーと何が違うのかよくわからない。」
- 「ストレートティーにミルクを入れたら、ロイヤルミルクティーよりもミルク感が薄かったけどどうして??」
- 「チャイって、ロイヤルミルクティーとはどう違う??どうやって作るの??」
- 「この前飲んだチャイ美味しかったから家でも飲みたいけど、スパイスとか入れて作ってあるのもチャイなのかな。」
などなど、ミルクティーに関する疑問は実は多いのではないでしょうか。
ひとくちにミルクティーと言っても、たくさんの種類があります。
ミルクティーは、どこにでもペットボトルやパック、などで販売されていますし、カフェやレストランなどでもメニューにも載っていますよね。
しかし、その種類の多さゆえに、“想像していたミルクティー”ではないものを飲むことになってしまった経験、ありませんか??
せっかくお気に入りの美味しいミルクティーを楽しもうとしたのに、思っていたものと違うと、がっかりしてしまいますよね。
数多くあるミルクティーの種類が分かれば、がっかりすることもなくなりますよ。
大まかに分けて3種類
“ミルクティー”と呼ばれるものは、大きく分けて以下の3つに分かれます。
- ミルクティー(イングリッシュミルクティーとも呼ばれます)
- ロイヤルミルクティー
- チャイ(マサラチャイ)
え、これだけ??
と思われるかもしれませんが、これだけです。
この3種類のミルクティーに、“店独自のミルクと紅茶の配合”やら、“こだわりの調合スパイスを使ってある”などといったアレンジがついているせいで、ややこしくなっているのです。
この記事を読んでくださっている方は、紅茶に対して関心が高いはずです。
ミルクティーの種類の区別をつけられますし、基本の分量や入れ方でいれたものを一度味わって、お好みの配合を探すのも楽しいですよ。
なにが違う??
ではそれぞれのミルクティーの違いについてですが、以下の通りです。
- ミルクの比率
- 作り方の違い
- スパイスの有無
それでは、ひとつずつ解説していきます。
ミルクの比率
ミルクティーとロイヤルミルクティー、チャイを分けるポイントの1つ目は、ミルクの比率の違いです。
ミルクティー
少し濃いめに入れたストレートティーに、4分の1から3分の1程度のミルクを入れたものを”ミルクティー(イングリッシュミルクティー)“と呼びます。
ロイヤルミルクティー
ミルクと紅茶の比率が半々か、またはミルクの量が紅茶よりも多いもの。
これを”ロイヤルミルクティー“と呼びます。
※このロイヤルミルクティーという呼び方は日本だけの呼び方で、シチュードティーが本来の呼び方です。
チャイ
ロイヤルミルクティーと同じく、紅茶よりもミルクの量が多いもの。
さらにここにスパイスを加えると、”マサラチャイ”と呼ばれるものになります。
作り方の違い
ミルクティーとロイヤルミルクティー、チャイを分けるポイントの2つ目のポイントは、入れ方の違いです。
ミルクティー
ミルクティーは、濃いめに入れたストレートティーに少量のミルクを入れて作ります。
乾燥した紅茶に熱湯を注いで成分を抽出し、カップの中で紅茶とミルクを合わせて完成させるのがミルクティーです。
紅茶の風味を強く残し、さっぱりと飲むもの。といったイメージが強いです。
またイギリスでは、アフタヌーンティーで食べ物と一緒に何杯かおかわりして飲むのが目的とされています。
軽食やスイーツのお供というイメージです。
もちろん、ミルクティー単体で飲み物として楽しむこともできます。
ロイヤルミルクティー
一方、ロイヤルミルクティーは手鍋の中で茶葉を煮出す、または蒸らして作ることが特徴です。
ロイヤルミルクティーの作り方は2通り。
- 1.手鍋に水を入れ、茶葉を煮出し、沸騰したら水と同じ量のミルクを加え再沸騰したら2,3分蒸らしてカップに注ぎます。
2.茶葉を少量の熱湯で開かせ、沸騰直前のミルクに加えて火を止め、蓋をして2,3分蒸らしてカップに注ぎます。
このようにロイヤルミルクティーは水とミルクが半々、またはほとんどがミルクという比率の高さで作られるのが特徴です。
ミルクティーよりもミルクのコクや風味が強く、濃厚な味わいになります。
ミルクに負けない味と香りの茶葉を選ぶのも大切です。
ロイヤルミルクティーは、これ一杯で満足できるような重厚な飲み物といったイメージです。
チャイ
チャイも、ロイヤルミルクティーと似たような作り方です。
鍋の中に水と茶葉、スパイスを入れて煮出して沸騰させ、たくさんのミルクと砂糖で味を調えて再沸騰させて作るのが特徴です。
ロイヤルミルクティーと同じく、一杯で満足できるぐらいのコクと甘さがあります。
スパイスの有無
最後にチャイです。
チャイと聞くと、スパイスが入ったものをイメージする方が多いかと思います。
これまたややこしく、日本ではスパイスが入っているものもそうでないものも、わかりやすくまとめて、チャイと呼んでいることが多いようです。
一方インドでは、スパイスを入れていないものをチャイ、スパイスを入れてあるものをマサラチャイと呼んで区別しています。
チャイ
インドの形式に則った場合は以下のようになります。
チャイ:スパイスが入っておらず、ロイヤルミルクティーと同じように茶葉とミルクを鍋で煮出して、たくさんの砂糖を入れて甘さを強めにつけたもの。
チャイは、茶葉と牛乳を煮出して作るところまではロイヤルミルクティーと同じです。
なので、ロイヤルミルクティーの仲間と思っていただくと、とっつきやすいでしょうか。
マサラチャイ
先にも少し触れましたが、マサラチャイと呼ぶには、数種類のスパイスが入ることが条件です。
- カルダモン
- シナモン
- クローブ
がマサラチャイに使われる代表的なスパイスです。
お好みで入れるスパイスを変えて、オリジナルチャイを作っているお店も多いです。
チャイはインド発祥で、気候や時代背景、風土などが関係して誕生した飲み物ですが、今回は割愛します。(今度チャイをテーマにした記事を投稿しますので、そこでご紹介します。たぶん。←おい)
“ミルクティー,ロイヤルミルクティー,チャイの違い”については、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 今後も紅茶に関するお役立ち情報を発信していきますので、よろしくお願いします。
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