こんにちは、青猫です。
今回のテーマは、“紅茶におすすめの砂糖と使い分け”です。
皆さんは、紅茶を飲むときに、砂糖を入れる派でしょうか??
砂糖の種類がたくさんあるのは、選択肢や好みの幅が増えてよいことですが、一体どれが紅茶に向いているのか分からないですよね。
青猫も最近まで混乱&迷走していました。(お前もか)
- 「紅茶には甘みがついていないと!!でも適当に使っていた。砂糖に向き不向きがあるの??」
- 「砂糖は入れたり入れなかったり。気分で入れているけれど、この際だから何がいいのか知っておきたいな。」
- 「え、なんでもいいんじゃないの??」
などなど、それぞれの意見やお悩みがあると思います。
私たちの生活に溶け込んでいる砂糖ですが、実は紅茶に使うのに向いているものと、避けたほうがよいものがあります。
何がいいのか、ここで白黒ハッキリさせておきましょう!!
あ、ちなみに紅茶はもっぱら無糖派だ!!という方は、スルーの方向でお願いします。
本音は少しでも目を通していただけると嬉しいです。
紅茶に甘味をつける目的
そもそも、”紅茶に甘味をつけるメリットとは何か“ですが、単純に甘さがついて美味しいからですよね。(テーマ終了)
なので、紅茶に砂糖を入れるのは甘みをつけるだけの目的しかないと思ってしまいがちです。
しかし、甘みをつける以外にも、以下のようなメリットがあります。
味の付加
紅茶の渋みと砂糖の甘味が混ざると、紅茶単体だけでは出せない奥深さが出ます。
単純に甘さが欲しいという理由がほとんどですが、味に奥行きが出るとまた面白いですよね。
アレンジティーを作るときにも、バリエーションを増やせる要因にもなります。
渋みの緩和
ただ甘味をつけるだけではなく、紅茶の渋みを緩和させるはたらきもあります。
紅茶特有の渋みが少し苦手で、甘みをつけないと飲めないという場合にも。
甘味料に含まれる栄養素をとれる
「朝は食欲がなくて食事がとれないから、コーヒーや紅茶だけで済ませてしまっている。」- 「目覚めの一杯としてコーヒーや紅茶を飲んでいる。」
という人も、中にはいるかもしれません。
紅茶に砂糖(その他の甘味料)を加えると、栄養素や糖分が同時にとれるので、栄養を必要としている朝の体に補給することができてお得です。
また、甘みがついていると仕事や勉強の休憩のお供にもできます。
疲れたときに甘いものを摂ると、ホッと一息つけますよね。まさに”心と体の栄養“です。
甘みづけにオススメしたい砂糖
ではここからは、紅茶に向いている砂糖についてご紹介します。
砂糖なんて何でもいんじゃないの??と思われるかもしれませんが、飲む紅茶の種類によっては向いていないものもあります。
その点も注意しながら参考にしてみてください。
※”砂糖”と銘打って書いておりますが、”甘味づけできるもの”で紅茶に使用できるものという視点から液体状のものもご紹介しています。ご参考までに。
グラニュー糖
紅茶に最も向いている砂糖です。
砂糖の粒が細かく、さらさらしているので溶けやすいのが特徴。
紅茶の色や味に影響が少ないことから、一番おすすめの砂糖です。
安価で簡単に手に入れることができ、紅茶飲料だけでなく、料理やお菓子づくりなど幅広く使えるのも高い魅力。
ストレートティー、ミルクティー、レモンティー、アレンジティーといった、あらゆる紅茶飲料に使えます。
角砂糖
こちらも紅茶におすすめです。
角砂糖は、グラニュー糖を四角にぎゅっと固めたものなので、砂糖の粒子の細かさはグラニュー糖と同じです。
メーカーによって違いますが、たいていは1つ3~4グラムです。紅茶1杯にたいして1~3個ほど入れることが多いようです。
白い四角いものが主流ですが、中には茶色のものや紅茶専用に作られたもの、お花やジグソーパズル、ハートといったおしゃれで可愛いものも売られています。
大切なティータイムに、お気に入りのお砂糖を探してみるのもいいかもしれません。
はちみつ
はちみつはグラニュー糖に続いて、紅茶に甘味とコク、風味をプラスしてくれる万能選手的ポジション。
アカシアはちみつ、レンゲはちみつ、クローバーはちみつなどの淡い香りの花から採れるはちみつがオススメです。
はちみつにはカルシウム、ビタミンB群、葉酸、鉄分などの栄養素がたっぷり入っています。砂糖の代わりに紅茶に入れると手軽にはちみつの栄養素も採ることができてお得です。
※紅茶にはちみつを入れるときに注意したい点。
鉄分が多く含まれているものを入れると、紅茶の色が黒っぽく変化してしまうので、入れる紅茶の種類により使い分ける必要があります。
特にストレートティーに入れるときは、紅茶の色と風味の変化に注意です。
上で紹介したアカシアはちみつとレンゲはちみつで、紅茶の色の変化はほとんど見られませんでした。
メープルシロップ
実はホットケーキにかけるメープルシロップも、紅茶に入れる使い道があります。
砂糖よりもやさしい甘さで、紅茶の色も風味を消したり邪魔したりすることは、ありません。
※ただし、ダージリンファーストフラッシュなどの、香りを楽しむことが主な目的の紅茶は避けたほうがいいかもしれません。
ホットケーキやヨーグルトにかけようと思って買ったけど、たくさんあって使いきれない。そんなときには、紅茶に入れてみてください。(それかホットケーキをたくさん食べて消費してください)
アガベシロップ
あまり聞きなれないものかと思いますが、こちらも甘味料のひとつです。(上の画像のような感じの形で、少し肉厚な植物です)
かの有名なお酒のテキーラの原料でもある、リュウゼツランという植物からとれるシロップです。
クセがなく、紅茶に入れても色や風味に変化がなく、純粋に甘さだけをつけてくれます。
砂糖の1.3倍もの甘さがあるのが大きな特徴。
甘みをつけたいときも少量で済むので、カロリーや健康が気になる人におすすめです。
紅茶用砂糖
なんと紅茶専門店やネットショップなどでは、紅茶用砂糖なるものが販売されていました。
グラニュー糖のように砂糖の粒が小さく、紅茶の種類によって個性をより生かせるブレンドされているのが特徴。
紅茶の種類別に使い分けることができると、美味しさをワンランクアップさせるのに一役かってくれます。
まとめ
さて、最後にそれぞれの砂糖(甘味料)の特徴と、紅茶に入れたときのメリットをまとめます。
- グラニュー糖→最も紅茶におすすめの砂糖。汎用性が高いのも魅力。
- 角砂糖→あらかじめ3グラム程度にまとめられているので、ティータイムで手軽に使うことができる。また、バラエティーに富んだ形のものがあるので目でも楽しむことができる。
- はちみつ→甘味だけでなく、コクと風味をプラスしてくれる。栄養素も豊富で、日常的に紅茶を飲む場合にはちみつを入れると手軽に栄養素を摂れる。
- メープルシロップ→砂糖よりも優しい甘さで、紅茶の風味を邪魔することがない。個性の強い紅茶にも合わせられる。
- アガベシロップ→クセがなく、メープルシロップ同様紅茶の風味を邪魔することがない。砂糖の1.3倍の甘さがあるため、少量で甘みをつけることができる。
- 紅茶用砂糖→紅茶のキャラクターに合わせて作られた砂糖。紅茶の個性を生かすのにはもってこい。より紅茶のおいしさを楽しめる。
“紅茶におすすめの砂糖と使い分け”については、ここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今後も紅茶に関するお役立ち情報を発信していきますので、よろしくお願いします。
コメント