レモンティーが苦手な人にシャリマティーをオススメしたい

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こんにちは、青猫です。

皆さんは、レモンティーはお好きでしょうか??

柑橘類の爽やかな香りが特徴のレモンティーは、多くの世代から好かれている紅茶といえます。

しかし、一方であの特有の酸味と苦味がちょっと苦手だ。という人もいるのではないでしょうか。

この苦味や酸味は早めにレモンを取り出すことで、ある程度は軽減できます。

ですが、そのような対策を取っても苦味と酸味が強すぎて、あまりレモンティーが好きになれない。

又は敬遠してしまうという人も、決して少なくないかと思います。

紅茶には、星の数ほどのバリエーションティーがあります。

その代表格のひとつとも言える柑橘系の香りがついた紅茶を楽しめないのは、勿体ないですよね。

そんな方にオススメしたい紅茶が、シャリマティーです。

あまり聞き慣れないかもしれませんが、これも柑橘系の香りを付けた紅茶です。

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シャリマティーとは?

レモンの代わりに、輪切りのオレンジを紅茶に入れたものです。

オレンジを入れているので、レモンよりも柔らかく華やかな香りがします。

名前の由来の「シャリマ」とはインドの北、カシミール地方にある花園の名前から来ています。

それと同時に、オレンジを花に見立てているという意味もあります。

シャリマとか花園とか、何とも優雅な名前です。

紅茶の世界には、ぴったりなネーミングですよね。

しかし、いざ頼もうと思っても喫茶店やカフェにはなかなか置いていない、レアなアレンジティーです。

飲みたい場合は、紅茶専門店へ行くか、自分で入れるかになります。

どんな香り?

レモンティーが好きで、普段から飲んでいる人はシャリマティーを飲むと、少々物足りなく感じるかもしれません。

これは、レモンよりもオレンジの香りの方が柔らかいためです。

フルーツフレーバードティーは、入れるフルーツの香りの強さがダイレクトに影響します。

レモンよりは弱いですが、オレンジも充分な香りを発してくれます。

なおかつ香りに華やかさがありますから、レモンティーがお好きな方も、意外とハマる可能性もあります。

普段はレモンティー推しという方にも、ぜひ試して欲しいアレンジティーです。

また、レモンティーよりも(いくらか)皮やワタから出る苦みや酸味が少ないので、柑橘系のアレンジティーはあまり飲まない方にもオススメしたいアレンジティーです。

香りのパンチが足りないなと感じてしまう場合は、スパイスやハーブを付け加えるとカバーできます。

オススメスパイス&ハーブ

  • クローブ
  • ローズマリー
  • ミント

作り方

シャリマティーを作る際にオススメの茶葉は、タンニンの量が少なめの紅茶です。

  • ニルギリ
  • セイロン
  • アールグレイ
  • キャンディ

その他、渋味の少ない紅茶であれば何でも大丈夫です。

また、茶葉にもともと香りがついているフレーバードティーに入れると、より一層香りが豊かになります。

オレンジは0.5~1センチ程度の厚さにスライスします。

  • 先に紅茶を注いでからオレンジスライスを入れる方法
  • スライスオレンジをカップに入れて、後から紅茶を注ぐ

ミルクティーのミルクが先か後かのように、どちらが先でも問題無くシャリマティーは出来あがります。(こんなこと書いたら、こだわりのある方に怒られそうですが)

ただし、それぞれの注意点があるので以下に挙げます。

オレンジスライスを後から入れる

  • メリット

・オレンジに熱い紅茶を注がないため、繊維が緩みづらく水色が濁る確率が低くなる。

・あらかじめ入れておく紅茶の量を調節しないと溢れる(青猫は初めてやったとき、こぼしました)

  • デメリット

・オレンジの温度と紅茶の温度が馴染むまでに時間がかかるため、香りが広がるのに少し時間がかかる

オレンジスライスを先に入れる

  • メリット

・紅茶が上から注がれるので、オレンジスライスが温まりやすく香りが広がりやすい。

・オレンジスライスが浮かんでくる様子が、睡蓮が浮かんでくるように見えて目に楽しい。

  • デメリット

・上から紅茶を注ぐ際に、果肉に紅茶を当てすぎると果肉が崩れて余計な“酸味”と“えぐみ”が出てしまう場合がある。(特に、買ってから少し時間が経ってしまったオレンジの場合は、要注意)

・オレンジスライスが大きめでカップにひっかかってしまうと、うまく注げない。(オレンジスライスがカップに引っかかって、紅茶を注いだときに一方に偏って注がれてしまう)

オレンジを先か後、どちらの場合でも必要な注意点

「フルーツフレーバードティーを作る際の注意点」という記事でもご紹介しましたが、フルーツはできるだけ新鮮なものを使ってください。

フルーツが古いものだと、以下のような点がマイナスポイントとして出てきてしまいます。

  • 香りが弱まっている
  • 本来の香りよりも変質していて違和感を覚える
  • フルーツの繊維が弱まっているため、紅茶を注いだ時に濁りが出る
  • 余計な酸味やえぐみ、苦味が出る

まとめ

  • シャリマティーはオレンジスライスを紅茶に入れて飲むアレンジティー
  • インド発祥で、名前の由来は花園
  • 茶葉はタンニンの少ない(渋味の少ない紅茶を使う)
  • オレンジスライスの厚さは0.5~1センチ
  • アールグレイやレディグレイなど、もともと香りの付いているフレーバードティーに入れると、一層香りが豊かになる
  • オレンジを入れるタイミングは自由
  • レモンティーに比べると香りは少し物足りなくなってしまうが、カバー可能
  • オレンジ特有の柔らかさと爽やかさが楽しめる

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